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PHPって何ができるの?

「PHPっていったい何ができるの?」
PHPは、これからプログラミング学習を始める初心者へおすすめの言語としてよく挙げられますが、実際何ができるのかわからないまま、とりあえず学習している方も多いと思います。
プログラミングに興味を持ったものの、それを学ぶことによって何ができるようになるのかを知らなければ学習効率が悪いですし、何よりやる気がでませんよね。
- PHPとは何なのか?
- PHPは何ができるのか?
- PHPで作られているサービスは何なのか?
この3つの項目から「PHPっていったい何ができるの?」という疑問を一緒に解決していきましょう!
PHPとは何なのか?
PHPとは、動的なWebページを生成することができるサーバーサイドのスクリプト言語です。1995年に誕生した比較的新しい言語で、世界中のWebサイトで使われています。2020年の統計では、全体のおよそ80%のWebサイトでPHPが使われていることがわかりました。(参考サイト:w3techs)
他のプログラミング言語と比べて仕様や文法が簡単なため習得しやすいと言われており、プログラミング初心者がはじめに学ぶ言語の1つとしてオススメされることが多い言語です。
PHPは何ができるのか?
PHPを学ぶとお問い合わせフォーム、予約システム、検索機能、ログイン機能……といったECサイトやSNSなど動的なWebページで必要な機能を開発することができます。
動的なWebページとは、アクセスしたタイミングや状況によって表示する内容が変わるページやコンテンツのことで、様々な場面で使われています。
例えば、ブログの新着記事がページの一番上に表示されていたり、ECサイトで欲しい商品をショッピングカートに入れたら自動的に金額が計算されますよね。このような機能をPHPで作ることができるのです。
PHPで作られているサービスは何なのか?
「PHPとは何か」「PHPは何ができるのか」がわかったところで、実際にPHPを使って作られているサービスを見ていきましょう!

2021年12月末時点で1日あたり12億2900万人が利用している、説明不要の有名なSNSです。PHPを独自に改良したHackという言語を利用しています。ちなみにFacebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグ氏はPHPプログラマーだったそうです。
Wikipedia

Wikipediaは多言語インターネット百科事典プロジェクトです。皆さんも1度は利用したことがあるのではないでしょうか。こちらもPHPが使われています。
Slack

ビジネスチャットツールであるSlackはPHP、JavaScript、Javaなどが組み合わさって開発されたサービスです。エンジニア御用達のチャットツールですね。スッコココという通知音は有名です。
ぐるなび
グルメ比較サイトのぐるなびは、PHPのフレームワークであるLaravelで開発されています。他にも同様のサービスに「食べログ」がありますが、こちらはPHPと同じサーバーサイド言語RubyのフレームワークであるRuby on Railsで作られています。
WordPress

PHPといえばWordPressを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。初心者でも簡単にWebサイトが作れるWordPressはWebサイトの約35%のシェア率を誇っています。PHPを学習すればWordPressテーマの作成やカスタマイズができるようになります。
まとめ
PHPはSNSやWebサイト、Webアプリケーションの開発によく使われている言語です。FacebookやWordPressなどの開発にも使われており、世界中で使われている言語と言えます。
PHPを学習すると、HTMLだけでは作ることのできない動的コンテンツやECサイトの作成、WordPressテーマなどを開発することができます。
PHPは数あるプログラミング言語の中でも比較的理解しやすく、初心者向けの言語ですので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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