コラムcolumn
初心者が独学でプログラミングを挫折してしまう4つの壁

現在は、独学でもプログラミングを勉強しやすくなりましたね。
無料教材が充実し、検索すれば大体のことは解決できる用になりました。
でも、独学で誰でもできる!は幻想です。
プログラミングはコードを書く以外にも設計や仕様書などを理解するスキルも必要ですし、提案などもできないと単価アップは難しくなります。
応用は一旦おいても、コードを書くだけでも普通に挫折する人が多いです。
一体なぜなのか??
ということで今回は、なぜ挫折してしまうのか?について考えてみました。
初心者が独学でプログラミングを挫折してしまう4つの壁とは?
さっそくですが、以下の4つが原因と考えています。
① 無料教材の充実
② プログラミングの基礎・基本学習が分厚い
③ 実践の環境がない(作りたいものが不明)
④ そもそも、そこまで本気じゃない
① 無料教材の充実
無料教材が充実したことは、とてもいいことです。
ただ、無料で提供して学ぶハードルが下がれば下がるほど、与えられる事に慣れてしまって、教えられないと出来ない状態になっている人をたくさん見てきました。
無料教材や動画などは、基本構文などは教えてくれますが、エラーなどの解決方法やプログラミングを道具として使う方法は教えてくれません。
なんとなく文法が書けるようになって、それで終了。といった感じで、その次が無く挫折している印象です。
気軽にスタートできる分、気軽にやめることも出来るということです。
結果として、教材は無料でも十分ですが、自分の身の回りの環境は変えていくがいいかなと思います。
例えば、
・定期的に一緒に学習できる仲間がいる
・困った時に相談できる人がいる
・プログラミングを手段として稼いでいる人がいる
など、人は近くの人に影響されるので、独学でも定期的に人と作業したほうがいいかなと思っています。
② プログラミングの基礎・基本学習・情報が分厚い
これも初心者を悩ます種です。
Twitterなどで、先人たちが色々と発言しているおかげで、初心者が混乱してしまいがちです。
・サーバーのことも理解すべき
・インターネットの仕組みを知っておくべき
・コマンドラインで操作するべき
・セキュリティーを知っておくべき
・フレームワークは〇〇がよい・使うべき
他にもありますが、ネットのあるべき論に振り回されてしまうことになります。
もちろん、全部できたほうがいいですし、理解している方がいいでしょう。
ただ、初心者のうちから完璧に知ることは不可能に近いです。
正直イメージしたものを作れることを第一に、関係する専門知識は後で少しづつ覚えていけばいいです。
大事なことは、あなたは何になりたいか?何のためにプログラミングを選択して学習しようと思ったか?です。
どうしても業界的にスキル主体で、スキルが高い人=すごい人になりがちですが、世の中そんなに簡単でもないです。
スキルだけの人は寿命が短いですし、新しい技術のキャッチアップのいたちごっこになるので、裁量労働制から一生抜けれません。
先人たちが言うことも一理ありますが、何かを作ることを優先して、勉強のための勉強をしないことにしましょう。
進む時に足りなければ、仕入れれば大丈夫です。
③ 実践の環境がない(作りたいものが不明)
独学での最大の挫折がここです。
自分で作りたいものがないので、モチベーションが維持できず辞めてしまうパターンです。
調べればでてくる、掲示板・簡易チャットなどは、実践でよく作るものです。
ここで身につけたスキルを応用して、自分のサービスを作る!ってなることが一番いいです。
やっぱり自分で0から考えてアウトプットするのは、学びの次元が違います。必死ですよ。
自分の事なんで本気になりますよね。
初学者の中には、作りたいものが考えられない人も多くいますが。
正直、インプットが全然足りてないと思います。
この場合のインプットは、スキルではなく市場や業界のインプットです。
世の中には、様々なサービスやアプリがあります。
実際に使ったこともある、サービスやアプリもあるでしょう。
ヒントはその中にあります。
・サービスの共通の仕組みはなにか?
・BtoBなのか、BtoC、CtoCなのか
・ターゲットはどんな人か?
・なぜそのサービスがあるのか?
よく観察することです。
このマーケティング視点はあとあと、すごく役に立ちます。
逆にこのままスキルだけで進んでしまうと、本当に作業者になるので注意して下さい。
インプットを強化して、サービスを開発して下さい。
④ そもそも、そこまで学習に本気じゃない
実は一定数いるんじゃないでしょうか?
フリーランスやなんかカッコいいからで始める人。
個人的には取っ掛かりとしては、全然ありと思っているんですが、思ったより難しくて大変なので3ヶ月以内に面白さや、何かしら成果が出ないと、60%以上は挫折してしまうな〜と体感で感じています。
初めは熱量が高かったけど、ガソリンの給油(モチベーション)が出来なくて、そのままフェードアウト。。
しょうがいないと言えば、そこまでですが、そういった状況になる確率はかなり高いので、初めから学習環境を整備しておくことをおすすめします。
ポイントは『人』です。
人がいれば辞めにくくなるし、モチベーションも下がりにくいです。
本格的にエンジンかかる前に、消えていく人を多く見てきているからこそ、準備を大事にして下さい。
まとめ
初心者が独学でプログラミングを挫折してしまう4つの壁
① 無料教材の充実
② プログラミングの基礎・基本学習が分厚い
③ 実践の環境がない(作りたいものが不明)
④ そもそも、そこまで本気じゃない
について、お伝えしました。
これはプログラミングに限らず、新規で学習を始める時に通る道なので、解決方法や自分なりの対処法を知っておくことで、無駄な時間を使わなくてすみます。
今回の話は、ちょっとしたことですが、あとで大きな歪になるので頭に入れておいて下さい。
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